RNCラジオインタビュー2016.3.7

2年前に行われた大内邸のオープンハウス、そのときのラジオインタビューの文字起こしをしました。ここに収録します。

囲炉裏暖炉の家、大内邸見学会&イラスト原画展

RNC朝ワイド「さわやかラジオ 気分上々」/■パーソナリティ:亀谷哲也+磯部路恵(2016.3.7)

■囲炉裏暖炉のある家で生活されているということなんですが、どうなんですか? 囲炉裏のある家って? ひとことで。

囲炉裏って結構持ってる方いらっしゃるんですけど、普通は「炭」を使うんですよ。ようするに炎と煙が上がらないように。

■そうですよね。

そうやって趣味的に使う方が多いんですが、私のやつは本当に炎を立てて、暮らすやり方なんです。

■炎を立てるということは、木をくべるということですか?

はい。

■それっておうちの中で?

おうちのなかで。暖炉の排煙装置、煙突とフードそれを組み合わせて、煙がうまく外に抜けるように設計してあります。

■暖炉だったらみたことあります。こう、囲まれてるんですもんね、暖炉っていうのは。囲炉裏ということは、囲いとかはないんですか?

囲いはないです。背面だけ、石の板が立っているんです。

■大内さんのご自宅の囲炉裏の写真があるんですが、日本の伝統的な囲炉裏はきってありますよね? そこの一部の面が壁で作ってあって、炭ではなくて薪をくべている感じで西洋の暖炉と日本の囲炉裏の融合したようなイメージですね。

そうですね。ドッキングした感じです。

■素敵ですね。その横であぐらをかいて座って、暮らしを楽しんでらっしゃる感じがしていいものですね。ゆとりを感じますけども、囲炉裏暖炉っていうこういうものを作って、暮らしていこうって思われたのはどういったところがあったのでしょう。

もともと山暮らしを何年もやってまして、その時はほんとにハードな囲炉裏を使ってたんですね。山の水を飲みながら。

■おぉ、ワイルドですね。

こちらに引っ越すきっかけがあって、新しい木の家を造って囲炉裏を作りたかったんですが、私はイラストの仕事もコンピュータなんかを使ってするのでやっぱり煙とか灰が飛ぶとどうしてもだめなんです。

■灰がね。

リビングで囲炉裏を組むのにどうしたらいいかってことで最初は暖炉を考えたんです。ところが、暖炉も消防法なんかにいろいろ引っかかるところがあるんです、新築で作ると。それで、囲炉裏とドッキングして組み合わせると、その法令も通るし都合もいいということでこれが生まれちゃったんです。囲炉裏暖炉って。

■それじゃあ、オリジナルで考えたんですね。

そうです。

■大内さんっておうちも国産の木で作られてるってお聞きしたんですけれども。どうですか? 国産の木で作った家に住んで、木をくべる暖炉のある暮らしっていうのは。憧れですけど、なんか手が届かないのかななんて思うんですが。

いや、そんなことないですよ。国産の木もだいぶ安くなってますし、今でも日本の大工さんって優秀なんですよ。工務店もやっぱり木の知識は伝統的に持ってますから。だから、施主の人が提案していけば決してできない家じゃないんです。そんなにお金もかからないし。

■森林の再生とかも考えられての、今のこの生活なんですよね。

ええ。もともと私は森林ボランティアで山に入って荒廃しているスギヒノキの再生などの活動をずっとしてきました。それの流れなんです。林業の最終的な形っていうのは木の家だと私は思っているので。

■なるほど。地元でとれた木をもっと活かしていきたいっていうのは西日本放送ラジオでも特番でお伝えしたことがありますし、やっぱり間伐っていうのが、森を豊かに保つためには必要で、そんな木をうまく、こういった囲炉裏だったりとか活用できたらとても有効活用ができるということにつながりますよね。

そうですね

■たくさん木はあるんですもんね。そんな大内さんなんですけども、このおうちを造った過程をまとめた本を出版されているんですね。

はい。

■どんな本なんですか?

『囲炉裏暖炉のある家づくり』という、ずばりそういうタイトルです。

■それを見ると、この暮らしがどんなものかっていうことがわかるということですし、実はおうちを一般公開しているということなんですよね。

そうなんです。明日までなんですけど。

■おうちの中をみせていただけるんですね。

火も実際に焚きます。

■火も焚いて見せてもらえる。なかなか、見る機会がないと思いますので興味があるという方は、ぜひこの機会に。

■こういった囲炉裏暖炉や木が暮らしの中にあると、どこがいいなって感じられますか?

やっぱり団らんなんかを火で取り戻す、っていうのはすごくいいことだと思うんです。囲炉裏暖炉がある場所っていうのは家の中の一番いい場所にあるじゃないですか。今、それがテレビになっちゃってるんですよね、多くの家では。

■そうです。

私は、囲炉裏暖炉の反対側にちいさいテレビを置いているだけで、どちらかというと、こっちの囲炉裏が中心の暮らしなんです。

■火をみると、心が落ち着くということも聞いたことありますし今はなかなか本物の火を見たことがない子供も多いですけれども、こういったところで、本当に人間の基本の暮らしみたいなものもひとつ目にして、学べる。

それから、薪ストーブと違って囲炉裏は山で拾ってきた小さい乾いた薪で十分活用できるんです。自分で木を倒して乾かしてって大変ですけど、囲炉裏の場合は荒廃している裏山に行って、乾いた薪をいくらでもとれるんですよね。それを集めてきて、燃料にして楽しむこともできるのですごいリーズナブルでもあるんです。

■そうなんですね、意外です。囲炉裏のこと知らないですね。すてきな、こういった新しい取り組みかなという気もします。興味のある方は大内さんのところまで、ご連絡をお願いします。

(了)

玄関に飾られた絵画と思い出の杖

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