太陽光発電と蓄電池

1.太陽光発電とV2Hを組み合わせるメリット・・・ZEHの実現に向けて

V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、電気自動車(EV)等の電力を家庭用に利用することを指します。

自然災害による大規模停電が増える中、停電時の備えとしてEVが「走る蓄電池」としてクロースアップされ、V2Hに対する関心が高まっています。また家庭におけるエネルギー自給の観点から、太陽光発電とセットにした導入も積極的に進められています。

三菱自動車EV-Life.comより

 

今後、V2Hは家を中心として「太陽光発電」や「家庭用エネルギー管理システム」(HEMS/home energy management system)その他の要素と合わせて捉えると理解しやすいでしょう。すると向かっていく先は、家庭で消費するエネルギーと太陽光などで発電される創エネルギーとがほぼ相殺される住宅「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」です。政府は「2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」ことを目標に掲げ、導入を推進しています。

2.家庭用蓄電池について・・・「特定負荷と全負荷」2つのタイプ

ZEHを目指すとき、蓄電池についてその機能を考えることが大切です。停電時に使える電気の場所(使用量)について「特定負荷と全負荷」の2つのタイプがあります。

1)特定負荷タイプ・・・主に15~20Aまでの回路(家庭のブレーカーで1~2回路分にあたる)を選択できる。あらかじめ決めた冷蔵庫のコンセントやリビングのTVコンセントなど必要最低限の回路のみ停電時に使用できる。メリットは、

「商品の価格が同容量で比較すると20万円前後お値打ち」
「停電時に使いすぎる心配が無い」
「コンパクトな商品が多い」
「商品数が多いので比較して選ぶ事ができる」

向いているご家庭は「導入費用を抑えたい/停電時は最低限の電気が使用出来れば良い/一世帯家族/ペットなどがいない/小さいお子さんがいない/ガス併用のご家庭」などが考えられます。

経済産業省「資源エネルギー庁」enecho.meti.go.jp 省エネ住宅より

 

2)全負荷タイプ・・・電気の契約内容にもよるが、60Aもしくは10kVA相当まで、すべての部屋で電気の使用ができる。ほとんどの家庭が60Aや10kVA以下という契約なので、家中の照明やコンセントがほぼいつも通り使用が出来るイメージ。メリットは、

「200V対応商品が多いので停電時にもエアコン・電子レンジ・IH・エコキュートを使用できる」
「停電時も、ほぼいつもと変わらない生活ができる」
「商品数が少ないため、絞りやすい」

向いているご家庭は「せっかくなので充実した商品が欲しい/人気商品が気になる/二世帯家族/全館空調を利用されている/オール電化のご家庭/ペットがいる/小さいお子さんがいる」などが考えられます。

以上、蓄電池は機能も価格も千差万別ですが、負荷タイプの機能から選択を絞るのも大切です。

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