インテグラルホームページより転載
立地条件、平面プラン、屋根や壁等の建物を構成する部材の断熱性能、熱容量、暖冷房や生活のスケジュールに従って、気象データ(拡張アメダス標準年データ2010年版)を用い、時刻ごとの外気と建物内の各部室の熱の移動を計算し、動的に室温・熱負荷計算(EESLISM連動※)を行います。
なお、隣棟による建物の日影のかかり方を求めたり、これに基づいて求められる日射取得量を考慮した計算も可能です。
自然室温、暖冷房した場合の室温、および、暖冷房負荷、最大負荷までわかります。
※EESLISM(イースリズム)は、建築環境学の第一人者である工学院大学名誉教授宇田川光弘氏らが開発した建築周囲環境および設備システムを含めた多数室動的熱負荷計算プログラム(フリーウェア)で、建築、設備の両方で構成される建築熱環境制御システムの汎用シミュレーションプログラムとして数多くの実績があります。 EESLISM提供者に使用許諾を得て、住宅性能診断士 ホームズ君「省エネ診断エキスパート」に同梱して出荷するものです。また、このEESLISMとホームズ君の連携については、佐藤エネルギーリサーチ(株)、東京大学准教授前真之氏、前研究室メンバーに技術指導を受けて開発を行いました。